2013/7/29(月) 神奈川県社会福祉会館2階ホールで今年度 1 回目の研修会が開催されました。
虐待防止法施行後の福祉施設等の実情を踏まえ、虐待のない支援現場を作るために必要なこと、福祉施設等における権利擁護を考えるための視点について、当事者、家族、支援者が共に学ぶ機会とするようお話し頂きました。
主な項目
1. 障害者虐待防止法の成立と施行
(1) 障害者虐待防止法の成立
(2) 「障害者虐待」の定義
(3) 障害者虐待防止法の施行へ向けて
(4) 利用者対応に翻弄される施設職員
2. 施設職員による不適切な関わりはどうして起こるのか
(1) 知的障害者施設と職員の現状と課題
(2) 虐待行為を行う知的障害者施設職員の問題
(3) 職員の不適切な関わりの原因
3. 利用者への不適切な対応を防ぐために
(1) 知的障がい者ケアのプロフェッショナル養成
(2) 職員の対応方法の確立と説明責任
(3) 知的障がい者施設における危機管理体制の整備
4. まとめ:これから取り組まなければならないこと
(1) 利用者とその家族に対する施設の説明責任と信頼関係の強化
(2) 危機管理体制の確立
(3) 職員の専門性の向上:研修会への活用と積極的参加
(当日資料より一部抜粋)